誕生からまだ28年のGoogleの歴史とアップデートの歴史
年月 | 出来事(アップデート) |
1995年 | ラリーペイジとサーゲイブリンが出会った |
1996年 | 研究プロジェクトとしてGoogle発足 |
1998年 | 投資を受け会社としてGoogleの誕生 拠点はガレージ |
2011年02月 | パンダアップデート |
2012年04月 | ペンギンアップデート |
2012年08月 | パイレーツアップデート |
2013年09月 | ハミングバードアップデート |
2014年12月 | ベニスアップデート |
2015年04月 | モバイルフレンドリーアップデート |
2017年03月 | フレッドアップデート |
2017年04月 | アウルアップデート |
2017年12月 | 医療アップデート |
2018年07月 | スピードアップデート |
2018年08月 | コアアップデート |
2019年10月 | BERTアップデート |
2021年06月 | ページエクスペリエンスアップデート |
年表の各詳細
ラリーペイジとサーゲイブリンが出会った(1995年)
ラリー・ペイジが大学院の寮生活を送るに当たり、その大学キャンバス内の案内係となったサーゲイ・ブリン。当初はあまり意見がかみ合わなかったとのことだった。
Googleの誕生(1996年)
膨大な情報量を提供する検索エンジンであると示すため、1のあとに0が百個の位である「googol」を文字って「google」と命名。このころのオフィスは寮の一室であった。
Googleの設立(1998年)
1997年Googleのためのドメイン名「google.com」が登録された。
1998年8月サン・マイクロシステムズ社のアンディ・ベクトシャイムから10万ドルの出資を受けた。
ペイジとブリンはウエブサイト同士の関係を分析することで検索結果をランク付けする理論を提唱。検索におけるウエブサイトへのリンクの数とそのページの重要度(品質)を評価するものだった。「0」から「10」の11段階のこの技術を「PageRank」と名付けた。
パンダアップデート(2011年2月)
ほかのWEBサイトやサイト内の他のページと同じ内容をコピーしただけの独自性の低いページの順位を下げられる。
ペンギンアップデート(2012年4月)
①キーワードの過剰な詰込みに対しペナルティーを与えた。
②質の低い形だけのリンクに対してペナルティーを与えた。
パイレーツアップデート
パイレーツとは海賊のことですが、転じて「著作権侵害」のことを指します。アメリカのデジタルミレニアム法案(DMCA)に抵触するサイトの評価を下げた。
ハミングバードアップデート(2013年9月)
会話調の長文検索を可能にした。
ベニスアップデート(2014年12月)
検索者の位置情報に応じた検索結果を表示するようにした。
モバイルフレンドリーアップデート(2015年4月)
PCよりもスマホでの表示に適しているサイトの順位を上げ、スマホ表示に適していないサイトの順位を下げた。
フレッドアップデート(2017年3月)
過度な広告掲載をしているサイトや大量のコンテンツの「広告目当て」と思わえるサイトの順位を下げた。
アウルアップデート(2017年4月)
検索者に誤解を与えるサイトや攻撃的・差別的なサイトの順位を下げた。
医療アップデート(2017年12月)
「健康アップデート」ともいう。医療機関に属さない人が運営するサイトや無資格者のサイトの順位が下げられ、医療機関や薬剤師などの有資格者のサイトの順位が上げられた。
スピードアップデート(2018年7月)
ページ読み込み速度の遅いサイトの順位が下げられた。
コアアップデート(2018年8月〜現在も続く)
2018年8月から年に3・4回実施されていて最近では2023年3月に実施された。コンテンツの質を高め、E−A−Tをそれぞれ高める事。そしてユーザーの検索意図に沿ったサイト構成とする必要がある。
BERTアップデート(2019年10月)
人工知能(AI)を活用し「文脈」の理解を高め日常会話に近いクエリを的確に理解して検索結果に表示する。
ページエクスペリエンスアップデート(2021年6月)
ユーザー体験を向上させるための「Core Web Vitals」(webに関する主な指標)に則ったサイトが上位に表示される。Core Web Vitalsの指標として「LCP(読み込み時間)」・「FID(反応時間)」・「CLS(画面安定)」がある。
まとめ
本サイトに掲載したアップデートは最低限覚えておいたほうが良いものだけをピックアップしましたが、実際にはもっともっと多くのアップデートが行われています。Googleのアップデートは毎日行われていると言われています。SEOを学ぶ上では「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」「コアアップデート」「ページエクスペリエンスアップデート」が最重要かと思います。それぞれの内容を理解するとともにさらなるE−A−Tを高めたサイト(ページ)構成とする必要があります。
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